エコトレンドレポート

 
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第14回水道水とペットボトル飲料

【2010年9月8日】


今回は、水道水とペットボトル飲料に関するリサーチの結果をレポートします。

水道水を、そのまま飲む?飲まない?/ 「仕方なく購入」が多いペットボトル飲料


 

水道水を、そのまま飲む?飲まない?

水道水を、そのまま飲む?飲まない?

最近、東京など全国各地の浄水場では、高度浄水処理システムが導入されており、カルキ臭さやカビ臭さのないおいしい水道水になっています。
一方、ミネラルウォーターの1人当たりの年間の消費量(2009年時点)は、19.7リットルとも言われ、10年前(1999年時点)の2倍以上となっています(出所:日本ミネラルウォータ協会公式ホームページ「ミネラルウォーターの1人当たり消費量の推移」(2010.03.15))。実際のところ、みなさんが水道水を飲用しているのかどうかをリサーチしました。

リサーチの結果は、1位と2位は僅差で、1位「水道水をそのまま飲んでいる:36%」、2位「水道水を浄水器を通して飲んでいる:35%」となり、3位「飲んでいない:18%」、4位「水道水を煮沸して飲んでいる:8%」、5位「その他:2%」となりました。
ほぼ1年前にも同様のリサーチを行い、ポイント数自体には、大幅な変化はありませんでしたが、1位と2位の順位が逆でした。
(昨年度の結果:1位「水道水を浄水器を通して飲んでいる:37%」、2位「水道水をそのまま飲んでいる:34%」、3位「飲んでいない:
17%」、4位「水道水を煮沸して飲んでいる:9%」、4位「その他:2%」)

1位の「水道水をそのまま飲んでいる」では、
おもに東京や大阪にお住まいの方から「以前に比較すれば、水道水は塩素の匂いもなく、おいしくなった」という複数のコメントが。また、「熊本の水道水は、とてもおいしいです!」と、熊本にお住まいの方のコメントがいくつも目にとまりましたが、熊本県の水道水の約70%が地下水でまかなわれているとのこと(出所:熊本県庁HP「熊本の水資源データ集」)。
その一方で、全国のさまざまな地域の方から、「水道水をそのまま飲むのは、くさい」、「引っ越したところ、今の居住区の水はおいしくない」といった逆のコメントも。水のおいしさや匂いは、やはり地域差がありそうですね。

2位の「浄水器を通して飲んでいる」は、
「水道水をそのまま飲むのは、味や匂いが気になる」、「ミネラルウォーターを買うよりお得」という意見が多いようです。また、
「水道水の質はよくなっても、家に届くまでの配管が汚れている」、「マンションの貯水槽が汚れている」と、水が家に届くまでに問題があると言う声も多数ありました。

3位の「飲んでいない」は、ミネラルウォーター購入派のほか、「井戸水」、「スーパーで安価に販売している、ろ過水」を飲用しているとの声が。

4位の「水道水を煮沸して飲んでいる」は、「お茶、麦茶、コーヒーなどにして飲む」ことが多いようです。

世界的に見れば水道水が飲めない国や、水そのものが不足している国もたくさんありますので、地域の差こそあれ、日本は水に恵まれていますよね。水の恵みを大切に、日々のくらしを送りたいものです。

水道水を、そのまま飲む?飲まない?/ 「仕方なく購入」が多いペットボトル飲料